長かった夏休みもあとわずかになりました。道後小学校では、新学期に向けた準備が始まっています。
8月29日(火)は、大きく育った樹木の枝を切る作業がありました。
校舎北側のイチョウの木が大きく育っていましたが、このままでは校舎が木陰に隠れてしまうので、枝を落とす作業が朝から始まりました。
背の高いイチョウで、作業車を使った作業になりましたが、1時間くらいできれいになりました。
これが1時間くらいでこんな感じです。
9月1日まであとわずか。子どもたちが安心して気持ちよく登校できるよう、学校も準備を整えています。
高所で作業してくださった業者の皆さん、ありがとうございました。
8月25日(金)の午後から、松山市の教職員研修大会がオンラインで開催されました。
「発達障害等、多様な特性のある幼児児童生徒への理解と対応」という内容で、新潟大学の長澤正樹先生のご講演をいただきました。
多様な特性のある子どもたちの実例を挙げて、どのような対応をしていけばよいか、具体的なお話をいただきました。
特別支援が専門の先生のお話しでしたが、教育活動は教師だけでなく、学校と保護者と関係機関が、子どもを中心にして連携をしていく大切さをお教えいただいたように思います。
8月24日(木)。長かった夏休みもあと少しになりました。今日は、2学期が始まる前に教師の研修会を行いました。
本日は、元公立学校長の渡部徹先生に「感情のコントロールを助ける」というテーマでご講演いただきました。
渡部先生は、愛媛県の特別支援教育を長くリードしてこられた先生です。今日の講演では、最近の新聞記事や職員の研修会、脳科学の知見をもとにした内容でした。コロナ禍で、幼少期にコミュニケーションが不十分だった子どもたちのために、「ほっとできる空間」をつくることの大切さを90分にわたり熱心に語っていただきました。
本日の研修を生かして、2学期はより子どもの気持ちに寄り添った学級経営を目指そうという気持ちが高まりました。
8月17日(金)。長い間、運動場で子どもたちを楽しませてくれた登り棒ですが、
老朽化して危険になってきたため、この日とうとう撤去されることになりました。
始まってから約2時間で、作業は完了しました。危険になってきた遊具で、撤去は仕方ない。とはいえ、長い間道後小学校の子どもたちと一緒に過ごしてきた登り棒です。いなくなるのはさびしいものですね。
のぼりぼうさん、長い間ごくろうさまでした。たくさんの思い出を残してくださいましたね。本当にありがとうございました。
8月3日(木)です。子どもたちは夏休み真っ最中ですが、学校はなかなか休みにはなりません。今日は、学校の消防設備の点検が行われました。
火災が発生した場合の感知器の点検や、消火器の点検が行われます。
そして、非常時に3階や4階から脱出するシューターの安全点検です。
あまりの高さに目がくらみそうですが、ロープを地上の設備に確実にロックして安全に脱出できるようにしています。
「天災は忘れた頃にやってくる」とは、夏目漱石門下生の寺田寅彦氏の言葉ですが、地震や火事はいつ発生するか予想ができません。そこで、もしもの時の備えが必要です。子どもがいない夏季休業中はこうした安全点検を、子どもがいるときは避難訓練を行い、道後小学校では、命を守る取り組みを続けています。